社会人になってスキルアップを考える時、まず考えつく勉強は資格習得のための勉強です。たとえば、出納管理の専門家になれる簿記や英語の国際的資格であるTOEFL、MOSなどのパソコン関係の資格など、どのような分野でも重宝される万能な資格は思い浮かべやすいです。

また、専門的な資格というのも社会人になってからのスキルアップには最適な資格といえます。X線を扱う事業者で必要なX線主任管理者や毒劇物を扱う製薬会社等で活躍する毒劇物取扱者、ガソリンスタンドでアルバイトしたことある人には身近な危険物取扱責任者等があります。

汎用性の高い資格の場合、どのような業種でも重宝される上に、無資格者に比べてその分野に精通している証であるため、仕事を多く任されることになります。また、資格を持っているがゆえに、その資格に適した人員配置が行われることもあります。

専門的な資格を持っている場合、転職でも優位に働きます。専門的な資格は有資格者が事業所に居ないといけない場合があるため、その人員を確保できるという観点から、専門的な資格というのは、持っているだけでもプラスになるでしょう。

仕事面で実用的でなくても、自身のスキルアップのための資格は多くあり、歴史能力検定やあいさつ検定等、趣味から日常生活で役立つ資格まで多数の資格が存在します。こういったものであっても、「資格を取得できた」言い換えれば「資格を取得するための勉強に励んだ」という努力できるというところが評価される部分でありますので、自身に合った資格を取得するのは良いスキルアップになります。