社会人が資格試験を受けることを決めた場合、まずは試験日までに何日あるのかを確認しましょう。そして次にネットで、試験合格までにどれくらいの勉強時間が必要かを確認します。人によって勉強に必要となる時間は異なりますが、一応の目安となるからです。その目安時間から、1週間に必要となる勉強時間を計算します。
たとえば国家試験の場合、宅地建物取引士が約300時間、行政書士が800時間、社会保険社労士が1000時間必要といわれています。宅建の場合、1月に25時間勉強すればよく、行政書士は1月に約67時間、社会保険労務士は1月に約83時間必要ということがわかります。
その後、参考書を探します。おすすめの選び方としては、まずはハードルが低そうな参考書を選ぶことです。初めて資格試験を受ける方に多いのが、分厚い参考書を選ぶことです。最初はやる気があるため、なんとか読破しようとしますが、途中で中だるみをしてしまうリスクは高くなります。
特に、難しい法律の試験にのぞむのなら、最初は漫画から入ってもよいでしょう。法律の場合は、条文の内容を具体的にイメージできるかがとても大事だからです。内容をイメージできたら基本内容だけでなく、応用問題にも強くなれます。
その後、参考書を軽く一読して、あとの時間は問題集を解くことや暗記に時間を費やしましょう。問題集でわからなかった部分は参考書に戻って確認し、また問題集に戻るを繰り返します。そして試験まで1月となった頃には、6割は正解するようにします。残り1月で、予想問題集を最低2冊は解いて、試験本番の時間配分を確認すれば、万全な状態で試験にのぞめるでしょう。
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